こんにちは!さやさです。
母が脳卒中で倒れた直後、娘である私は何をすればよいのか分からず、
医療ソーシャルワーカーさんに相談しました。
▼前回の記事はこちら
ソーシャルワーカーさん話していくうえで、初めて知った「介護保険」という制度。
今回はこの制度について、当時実際に感じた疑問などを含めて掘り下げていきたいと思います!
突然目の前に現れた「介護」という現実
母の手術後、主治医の先生から母の状態について説明を受けました。
- 病名:小脳出血(中等度~重度)
- 出血範囲:小脳の広い範囲に出血があり、手術で血種を除去
- 小脳の役割:身体のバランスや運動機能、呂律などに関わる部分
- 今後について:ほぼ確実に後遺症が残る。日常生活で介護が必要になる可能性が高いとのこと
当時説明を受けた時は絶望的でした。
そもそも手術前、母は良くて脳死状態・手術の結果によっては助からない可能性が高いといわれていました。
私たちは説明を受けた情報を整理し、介護が必要になることは理解しました。
しかし、当時の私は「じゃあ、家族として何をすればいいの?」という状態でした。

ソーシャルワーカーさん。
主治医の先生から「介護が必要になる」と言われましたが、何をすればよいのか分かりません。
どのような手続きがあるんですか?まず何をすればいいんでしょうか…。

まず、「介護保険」の申請の手続きが必要になってきます。

「介護保険」…?
生命保険みたいに、毎月お金を払って何かあった時に使う、みたいなものですか!?
この時の私は、「介護保険」という言葉自体を始めて聞きました。
保険という名前から、生命保険のようなものを想像していました。
介護保険とは?家族を支えるための公的な制度
私は25歳です。
恥ずかしながら、将来のことは漠然としたイメージを持つばかりで、
「保険」と聞くと、どうしてもお金を払って加入する…ようなイメージがありました。
若い方であれば、私と同じように「介護保険って何?」と思う方も多いのではないでしょうか?
ここからは、当時の私が実際に抱いた疑問と一緒に、介護保険についてできるだけ分かりやすく
解説していきます。
💡介護保険制度とは?
私たちは40歳になると、被保険者として介護保険に加入します。
65歳以上の方は、市区町村(保険者)が実施する要介護認定において介護が必要と認定された場合、いつでもサービスを受けることができます。
(出典:厚生労働省「介護保険の解説ー介護保険とはhttps://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/commentary/about.html

ふむふむ、なるほど…。
40歳になると加入する、ということは…母は62歳だから、もう介護保険には加入している、ということなのか…。
そして「要介護認定」…?また聞きなれない言葉が出てきたな。
まだ分からないことが多すぎる、、
この時の私は、介護保険と介護認定の違いも全く分かっていませんでした。
そこで、当時の私が疑問に思ったことを、一つずつQ&A形式でまとめてみました。
💭当時の私が疑問だったこと
Q.介護保険ってそもそも何?
A.介護が必要になった方が、必要な介護サービスを自己負担を抑えて利用できる公的な制度です。
Q.40歳になると加入するって、どういうこと?
A.文字通り、40歳になると「介護保険の被保険者(対象者)」となり、介護保険料を納める仕組みになっています。
・40~64歳:特定疾病(脳卒中など)が原因で介護が必要になった場合に利用できます。
・65歳以上:原因を問わず、介護が必要と認定されれば利用できます。

なるほど。対象者なのは分かった!
「介護保険料を納める仕組みになっている」ということは、お母さんはすでに支払っているということだよね…?
いつから?どうやって支払っていたんだろう?
Q.介護保険料はどうやって支払っているの?
A.介護保険料の支払い方法は、年齢によって異なります。
・40~64歳:加入している医療保険を通じて介護保険料を納めます。会社員は基本、給料から天引きされ、国民健康保険加入者は、国民健康保険料(税)と併せて徴収されます。
・65歳以上:原則として、年金から天引き(特別徴収)されます。
(※条件によっては、納付書や口座振替などで納めます)
(出典:厚生労働省「介護保険制度について(40歳になられた方へ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10548.html

そういえば、お母さんは今パートで働いていて、社会保険に加入中。
ということは、介護保険料も給料から天引きされていたということなんだ!
…でも、ここまで聞いて、一番大事なところ。
介護保険って、実際には何をしてくれるんですか?
何かお金がもらえるとか?

その質問、よく聞かれるところです!
介護保険は、お金が支給される制度ではありません。
一言でいうと、介護が必要になった方が、介護サービスを自己負担を抑えて利用できる制度なんです!
Q.介護保険を利用すると、どのようなサービスが受けられるの?
A.介護保険では、介護が必要になった方が、自宅や施設などでさまざまな介護サービスを利用できます。

へえ…!訪問介護やショートステイってなんとなく聞いたことはありましたけど、これ全部、介護保険サービスだったんですね!
しかも、車いすまでレンタルできるなんて全然知りませんでした!
介護に必要なものって、全部家族が自分たちで用意しなきゃいけないと思っていました。。

そう思われる方、多いんです!
介護保険は、ご本人だけでなく、ご家族の負担を軽くするための制度でもあります。
また、費用もすべて自己負担ではなく、所得などに応じた自己負担割合(1~3割)で利用できるんですよ!
※自己負担割合については、後の記事にて詳しく解説いたします!
近年、報道番組などで介護や老々介護の特集を目にすることが増え、『介護=とても辛くて大変なもの』
というイメージがありました。
もちろん、現実も決して簡単なものではないと思います。
それでも、介護保険という制度があることで、家族だけで抱え込まずに支えてもらえる仕組みがあることを知り、本当にありがたい制度なんだと感じました。
📌ここまでのおさらい

なるほど!介護保険のこと、だんだん分かって来ました。
それなら、早速利用したいです。申請、お願いします!

もちろんです。
ただ、介護保険サービスを利用するには、まず最初に行う手続きがあるんです。
『要介護認定』という手続きなんですが…。

「要介護認定」…?
さっきから何度か出てきていますけど、それって一体何なんですか…?
「要介護認定」とは一体どんな手続きなのか。
次回は、母が実際に認定を受けるまでの流れを体験談とともにご紹介します!


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